公開: 2026年4月29日
更新: 2026年4月29日
プラトンは、人間が理解する物事には、疑いえない、絶対的に正しい真実が存在し、人間には、そのような真実が理解できると説きました。数学で議論する問題は、「絶対的に正しいことが証明できる」問題の例である、と考えました。
プラトンは、一般的な人間の思考についても、注意深くその思考の手順をたどれば、数学と同じように、「誤りのない」正しい結論に到達できると考えました。プラトンは、そのために、議論の中心となる問題を注意深く考え、イデアとして定義し、その性質をまとめれば、数学の諸概念と同じように、正しさを証明できるはずだと主張しました。
そのような正しが証明された問題が、普遍的な真実であると、主張しました。このような考え方は、近代になって、チャールズ・ダーウィンが、進化論を提案するまで、西洋社会では、人間の思想を土台で支える考え方であるとされてきました。